【無料のボカロソフト】UTAUの調声の仕方について！～初級編～

こんにちは！今回は無料のボカロソフト『UTAU』の調声（いわゆる調教）の仕方について解説していきます！

初級編と応用編の二つで構成するつもりで、応用編は後々投稿していこうと思っています。

今回使用するボカロは『重音テト』です。基本的に何に歌わせるにしても同じ操作をするはずですが、重音テトでしかできないことをしていたら、そこは飛ばしてもらって大丈夫です！

※参考：初心者のためのUTAU調声講座（基礎編） —–from Youtube

UTAUの調声①：音の打ち込み

DAW：ノート(音符)の入力

まず初めに、歌わせるためのMIDIデータ（ノートのデータのようなもの）を作りましょう！

お使いのDAWを開いていただいて、ボーカルパート（楽器はピアノでもなんでも）のトラックを新規作成してください。そしたら、歌ってほしい曲のボーカルメロディに沿って打ち込んでいきましょう！

打ち込む際の注意点として、１ノートに１文字ずつ当てていくので、きちんと１ノートずつ用意しておいてください。後から修正も全然できますが、そちらの方が楽ちんです！

DAW：ノートの出力（MIDI形式でDAWに吐き出させます）

打ち込めたでしょうか！難しかった方は是非下の方のコメント欄まで！

ノートを打ち込んだ後は、そのイベント（打ち込んだ部分）を右クリックすると、大抵のDAWで

• ファイル形式を選択して出力
• 出力
• MIDIデータとして出力

といった項目が出てくると思います。出てきたらそれをクリックして、【.mid】形式で保存してください！

UTAUの調声②：UTAUでボカロ作成

さっそくボカロの作成をしていきます！

UTAU①:いろいろと準備

まず、左上のファイルから、インポートを押して先ほど保存したMIDIファイルを選択してください！

選択したら、こんな感じの画面が出てくるはずです↓

ここで、まず

• 左上のTempoと、その下のLyricの下に青い文字で書いてあるテンポを右クリックして、作りたい曲のBPMにする
• 右上のMode2ボタンを押しておく

この操作を行ってください！

そしたら次に、

Ctrl + Aキーを押して全選択する → 左上の編集を押してください。下の画像のような感じです。

そしたら、まずピッチエディタを開いてください（きちんと音符が全選択されているか注意してください！）。下の画像のような画面が表示されると思います。

この画像のように、ポルタメントのみにチェックを入れてOKを押してください。何回かﾎﾟﾁﾎﾟﾁしてるとチェックができると思います。

その後に、編集 → 選択部分のプロパティ を押してください。

ここの音量を100%、モジュレーションを0にしておいてください。そしてOKを押してください！

UTAU②:拡張プラグイン関係

ここからは拡張プラグインを使っていきます。入れてもらう拡張プラグインは

• 連続音一括設定
• 拡張ピッチエディタ

この二つです！ダウンロードはこちら（ZteerのUTAU関連物置）からお願いします。

ダウンロードしたファイルを解凍して、UTAUにドラッグアンドドロップするだけで読み込めると思います！

ダウンロード出来たら、また先ほどのデータを編集していきましょう。

Ctrl + Aで全選択した後に、『UTAU上でNボタンを押す→連続音一括設定』or『ツール→プラグイン→連続音一括設定』から連続音一括設定を開いてください！

設定画面は大体これと同じにしてもらえば大丈夫です↑

さあ！これで下準備は完璧です。

UTAU③：ピッチ編集

ここからが腕の見せ所です、、。少し大変な作業なので、ブログらしくないですが動画にします（ﾆﾔﾘ

今回、拡張エンベロープ編集には触れていませんが、そちらもするとまた深みが出ます！

こういったピッチの編集の仕方はYoutubeで『UTAU 調声晒し』と調べると、プロの方々の素晴らしいピッチ編集画面が見れます、、そちらもみましょう！！

おすすめのUTAU　調声晒し動画↓

この動画やばいですよね、、音源の違いも大きいとは思いますが、かなり人間っぽいです。

UTAUの調声③：まとめ

どうでしたでしょうか！本格的にUTAUが使えるようになっていただけたら幸いです。

今後上級編も出していきたいと考えていますので、しばしお待ちください！

最後までありがとうございました。

筆者　れつれつ