こんにちは!ボカロラボです。
「バズるボカロ曲って、どうやって作るんだ….???」
この問いはボカロPをされている方にとっては永遠の課題だと思います(僕もどうやったらバズるのかを考えてばかり….!!)。
ということで! 今回は音楽のジャンルに注目して、現在ボカロ界隈で流行っている音楽ジャンルについて解説していきたいと思います!!
おばけ
音楽のジャンルといえばロックとかバラードとか色々あるな…今回もよろしくたのむで!
バズるボカロジャンル①:この話題の元となったツイート
今回の記事の元になったボカロラボのツイートがこちらです↓
【最近のボカロ曲で流行っている音楽ジャンル】
— 【ボカロPになろう!】ボカロラボ (@vocalolab) June 6, 2022
・ドラムンベース(Dnb)
・ダンスミュージック(キックの四つ打ちとハイハットのツッチーツッチー)
・エレクトロスウィング#ボカロP #ボカロ好きな人RT
このツイートをしたところ、結構色々な反応をいただきました。
今回はこちらのツイートの内容について詳しく解説していこうと思います!
バズるボカロジャンル②:各種ジャンルの紹介!
次に、さっそく流行る音楽ジャンルについて説明していこうと思います!
まずは先程のツイートにも挙げている3つのジャンルをまとめると、
- ダンスミュージック
- エレクトロスウィング
- ドラムンベース(Dnb)
こちらの3種類になります。
これらのジャンルを特徴づけているものとして「リズム」、「使われている楽器」などがあります。この項目について、ひとつひとつ見ていきましょう!
1つ目:ダンスミュージック
まずはダンスミュージックです。これは色々なジャンルに派生していて、EDM(エレクトロニックダンスミュージック)というのもそのひとつです。EDMはみなさんも聞いたことがありますよね!
リズム
ダンスミュージックのリズムはとてもシンプルで、”ドンッ、ドンッ、ドンッ、ドンッ”と4分音符のキックに、8分音符のオープンハイハットが入るようなものになります。
使用されている楽器
これはダンスミュージックのくくりだと基本的には自由になります!
シンセサイザーや電子ドラムなど、電子系楽器を用いればEDMになりますし、アコースティックなダンスミュージックもたくさんあります。
〜具体例〜
おばけ
も、文字だけだとなにを言ってんのかさっぱりだってばよ….
ですよね!!ということでいくつか具体例を紹介したいと思います!
音成 / なみぐる feat.知声(Chis-A)
四分音符のキックと「ツッチーツッチーツッチー」というハイハットがなんとなくわかるかと思います。
この曲、オシャレですよね….みなさんもフルで是非聴いてみてください。
稲葉曇『ラグトレイン』Vo. 歌愛ユキ
貴方もおそらく知っているであろうあの曲になります…!!ほんまにカッコ良すぎる
こちらの楽曲は雰囲気が全くことなりますが、リズムに注目するとダンスミュージックであることがわかると思います。聞き馴染みのあるリズムですよね!!
15分でダンスミュージックを作る方法も過去に紹介していますので、そちらもぜひご参照ください!→【初心者必見!】15分で流行りのノリノリボカロ曲を作る方法(2022年 ver.)
2つ目:エレクトロスウィング
2つ目はエレクトロスウィングです。実を言うと、これは場合によっては先程のダンスミュージックのなかに含まれることもあります。サウンドとしては少しノスタルジックで、陽気なものが多いです!
リズム
キック・ハイハットのリズムは基本的にダンスミュージックと同じです。
しかし、エレクトロスウィングでは特徴的なピアノのコードバッキングが入っています。大体「ンッチャッ、ンッチャッ、ンッチャッ、ンッチャッ」というリズムでピアノが鳴っています(後ほど具体例で確認してみましょう….!!!!)
そしてもちろんスウィングとあるようにスウィングのリズムになっています。
使用されている楽器
”エレクトロ”とあるだけにシンセサイザーなどもよく使われていますが、リードは大体金管楽器(サックス、トランペットなど)のものが多いです。
〜具体例〜
ではこちらも具体例を通して雰囲気を把握していきましょう。
かめりあ – ヒアソビ (feat. 初音ミク) 【Electroswing】
こちらは音ゲー界で特に有名な”かめりあ”さんによる楽曲となります。
金管楽器のリードにダンスビート、そしてスウィングのノリの良いリズムになってますよね!!シンセサイザーもかなり多めです。
Original, 初音ミク・MEIKO/ ジターバグ
こちらも非常に有名な曲で、”蜂屋ななし”さんによる楽曲です!
なんとなくエレクトロスウィングの特徴が掴めてきたのではないでしょうか・・?
3つ目:ドラムンベース(Dnb)
これは今までのものと比べて非常に特徴的なジャンルです。
リズム
このジャンルは特にキックとスネアが重要で、さすがに言葉では説明できないのでこれのみ音声ファイルを用意いたしました(←3種類とも用意しろ!!!!)
※音量注意です!!
キックとスネアは基本的にこのリズムで、ハイハットは結構色々なパターンがあります(ここでは具体例的に取り敢えず打ち込んでみました)。
使用されている楽器
使用される楽器も様々ですが、電子系の響きのものが多いような雰囲気を感じます(曖昧な表現)。
基本的には、リズムをキープしていればムンべ(略称)と言ってしまって大丈夫だと思います!
〜具体例〜
さあこちらも具体例を紹介していきます!!なんとなく雰囲気を掴んでいきましょう。
まにまに / 初音ミク
こちらは”r-906”さんによる楽曲で、「ボカコレ2022春」の優勝作品です!
サビはダンスミュージックのリズムですが、間奏などはドラムンベースのリズムになっていますよね!
初音ミク『死人舞踏会』MV
こちらは”雨乃こそあど”さんの楽曲で、少しアレンジはされていますが全体を一貫してドラムンベースのリズムになっていることがわかります。カッコ良すぎる….
電子系の楽器が多いですね!!アタックの強いピアノのリードが特徴的です。
バズるボカロジャンル③:捕捉とまとめ
実は、流行っているボカロジャンルはもう一つあります。
それは”trap”と呼ばれているジャンルです。ダークな雰囲気のジャンルで、病み系ボカロ曲とのマッチ度合いが半端じゃないです。
これが本当に流行りに流行りまくっているのですが、今回は記事が長くなりすぎてしまったのでまた別の記事で大きく扱いたいと思います。(調べてみるとたくさん出てきます…!!!)
また次回お会いしましょう!!
筆者 れつれつ
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